ストレートな物言いを避ける品のあるスラング

written by Kikuchi

大人のスラング

Shoot!と聞くと、サッカーの「シュート」を思い浮かべる人も多いかもしれません。
学生時代、このフレーズを映画で見つけて辞書を引いたのを覚えています。

けれど、サッカーともバスケットともなんの関係もない場面で、Shoot!を使うことがあるのです。

実はshootという言葉は、ネイティブがよく使う、下品なスラングshitの婉曲表現。

口癖のように口にするネイティブもいるほど頻繁に耳にするshitですが、
ご存知のとおり、これはもともと「ウンチ」いう意味の言葉でかなり下品なイメージがあり、
上品な人には忌み嫌われています。

このような「あまり口にしてはいけない忌み言葉」には、多くの場合、「代替語」が存在します。
Shitの場合、発音の似たshootという言葉が「代替語」として使われるようになりました。

アメリカ映画などを観てShit!という言葉を覚え、
気軽に使う語彙にしてしまっている方もいるかもしれません。
下品な人だと思われたくない場面でShit!と言いそうになってしまったら、
Shoot!のほうを使うクセをつけてみてはいかがでしょう?
それだけで少し品格が上がるかもしれないですね!?

★『禁忌語』を発音の似た言葉に置き換えるテクニック
「なんてことだ!」とか「ちくしょう!」という驚きや失望などを表す言葉には、もともと「下品な言葉」や、
あるいは反対に「神に関する言葉」が多いもの。
そのような単語を口にするのを避けたくて、発音の似た言葉に置き換えた婉曲表現には(やや時代遅れの表現もありますが)、他にもこのようなものがあります。
Damn!(ダム)Darn!(ダーン)/ Dang!(ダン)
Jesus Christ!(ジーザス クライスト)Jeez!(ジーズ)/Jeewiz!(ジーウィズ)
Hell!Heck!
Fuck!Frick!/Fiddlesticks!(フィドルスティックス)/Shucks!(シャックス)
Goddammit!(ゴッダミーット)Gosh darn it!(ゴッシュ ダーニット)
それではさっそく品のあるスラングを使って「今日は本当に楽しかったよ!」と
心を込めて言ってみましょう。

We had a really good time.「本当に楽しかったね」
We had a darn good time.「ものすごく楽しかったね!!」

楽しかった気持ちをより強調することができましたか?

スラングとは一般的に「ある特定のグループや若者の間で通じる俗語」などのように定義されており、人前ではとても口にできない言葉だというイメージを持っている方もいるでしょう。
そのため学校でも決して習うことがなく、全く知る機会のない言葉だともいえますが、使い方ひとつで微妙なニュアンスを伝えたり、周りへの気配りをこめたりすることもできます。
フォーマルな場面やビジネスシーンなどで品良く使えるスラングをマスターし、Weで本物のEnglishスピーカーになりましょう!!では、この続きはレッスンで(^^)/♪

※参考教材:『サラリと言えると格好いいスラングな英語』(河出書房新社)ディビッド・A・セイン+岡悦子
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