異文化交流から生まれる新しいエネルギー!

written by R.Suzuki [We Japanese Language Div.]

 英会話学校と共に日本語学校も運営するWe。そこには30カ国以上もの国籍の生徒が在籍。
 今回のブログはそんなインターナショナルな日本語学校で働く社員が現場をレポートします!

「教える」と同時に「教わる」

 WeJLSに来て2年になりますが、ここで働いていて一番面白いのは、
 集まってくる生徒さんたちが多種多様であるという点ですね。

 国籍もバックグラウンドも、年齢も職業も、みんなそれぞれ全然違うんです。

 私は海外で教えていた期間が長いので、特にそう感じるのかもしれません。

 当たり前のことですが、一つの国ではクラスの学生の国籍は同じであることが多いのです。

 オーストラリアで教えていれば教室内はオーストラリア人だけだし、
 中国では中国人だけという感じです。

 しかも、年齢も勉強している目的も似たり寄ったりなんですよね。

 だから、教材で「お互いについて聞きましょう」みたいなタスクがあると、
 「聞かなくても大体分かってるから、面白くないよ~!」という結果になっちゃうんです。
 
 でもこの学校では違います!
 学生の話を聞けば聞くほど「え?そうなの?!」という事が出てきますよ。
 例えば「一番好きな食べ物は何ですか」って言ったら、
 メキシコの方が「サボテンのステーキ!」と言ったのです。

 それが一番好きになり得るか?とか、
 どんな味なのか?などという前に、
 「サボテンって食べられるの?!」というところから
 聞かなければならなくなり、笑ってしまいました。

 他にも中学校時代の話をしていたら、
 ブラジルの方が「学校は月曜日から金曜日までで、
 授業は7時半から12時半までです。」と答え、
 なんだか毎日が土曜日みたいだなあ、
 ゆっくりしている国だなあと驚かされましたね。
 と同時に、私達にとって当たり前のことが、
 彼らから見ると新鮮だったり、面白かったりもするんですよね。

 イギリス人男性が教えてくれたのですが、
 飲食店で最初に発券機で食券を買わないと注文できないお店がありますが、
 あれは外国にはあまりないシステムらしいですね。

 それで彼は、入ったはいいけれどルールが分からず、
 注文を取ってもらうのをボーっと待っていたらしいのです。

 すると、「待ってたら、お店の人も隣のお客さんも、親切に身振り手振りで教えてくれた」そうで、
 「すごく優しくて嬉しかった」と報告してくれました。

 そういう話を聞くと、「あ、そんなのが難しいポイントだったかぁ。」と思うのと同時に
 「優しくしてもらえてよかったなぁ。」と温かい気持ちになりますね。
 このような感じで、私達はいつも
 「教えている」と同時に「教わって」います。

 Weの教室は言語教育/言語学習の枠を超えて、
 生徒どうしだけでなく先生まで巻き込んで、
 東京について、自国について、
 新しいことを発見する場になっていて・・
 それが素敵だなって思います。
 東京はすでに世界的な国際都市の一つで、いかにしてここにいる海外の方々と共生していくかは、
 今後の日本の重要な課題の一つですよね。

 色々な場面で発生した大小様々な国際交流の中で、
 少しでも英語が通じたとか、日本語を話してもらえたということは、
 きっとお互いのバリアを取り除き、より深いつながりを促すと信じています。

 そういう意味で、Weという場所が、日本と世界との架け橋になれればいいなあと思うのです。
 Weで言語を学び、体験を共有し、それが各自の東京ライフに還元されていく。

 そこには色々な異文化交流があって、彼らに少なからず影響を及ぼし、
 私達は私達で彼らと出会ったことによって変わっていく気がします。

 そんなことの繰り返しが、日本人しかいない日本からは生まれ得ない、
 新しいエネルギーを作り上げていくことにつながればと思っています。
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